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卓球でメシは食えないにしろ…親から目線の卓球ブログ

「今は前だけを見て頑張っています!」卓球インターハイ たけはら家の三重県大会ダブルス・シングルス結果

 「今は前だけを見て頑張っています❗団体戦は優勝報告が出来るように頑張ります‼」…優菜

 

4月29日にダブルス、5月3・4日にシングルスの予選がありました。
出場枠はダブルス2枠シングルス4枠です。


まず3年生最後の優菜はダブルス3位、シングルスベスト16でイターハイの個人別種目は出場権を獲得出来ませんでした。

負けた試合はシングルス、ダブルス共に同じ相手で同校の選手でした。
特にシングルスは8リーグ前に新1年ながら中学時代に強豪愛知県で全日本ジュニアに出場している選手とセットオール9本の敗戦でした。
故障も多く怪我に泣かされ満足のいく練習は中々出来ない中でも、
試合内容はレベルの高いラリー戦で

タラレバはあるものの、これで負けたら

仕方ないと思います。
ただゼッケンに段がついている選手同士が

ここであたらなくても…(試合を見ていた他校の何人かの選手達もトーナメントおかしくない?って話をしてました)

と言う本音はあります。
ですが優菜は

愚痴ひとつ言わずに団体戦に向けて頑張っていくと、

まだ終わっていないと前を向いています

実はライバル校の選手が一緒に泣いてくれていました。共に3年生で最後のインターハイ予選、去年8リーグで戦ったライバルです。また8リーグで試合しようと約束した選手、二人共に負けたけど二人の涙が忘れられません、その後、優菜は自分に勝った選手に声をかけ、応援してくれた親御さん達に「ありがとうございました」と頭を下げてまわり、仲間達にも声をかけて貰っていました。

本当は悔しくて悔しくてしょうがないけど、これがスポーツ、勝ち負けのある競技者、アスリートです。
人間力の向上を掲げて始めた卓球、負けた後にこそ人の人間性が出ます。
 優菜の成長した姿に本当に感動しました。


そして2年生の優梨はダブルス、シングルス共に2位通過でインターハイの代表権を獲得しました。



実は去年のインターハイ予選前は優梨はメンタルボロボロの時期でした。
試合数日前に優梨とその話を笑い話にしていましたが、あの頃は卓球を辞めるんじゃないか?と思っていました。
お互いに言わない「優菜が頑張っているから」、「優梨が頑張っているから」が二人のキーワードです。
去年は優菜が優梨の「思い」を受け8リーグを戦えたと言っていました。

今年の8リーグ、ライバル校1名、後は同校の同士討ちと激戦が予測されていました。
そして優梨の初戦が優菜に勝った1年生との試合でした。
0ー3負け、各セット競るものの相手のラリー力にミスが出て負けてしまいます。
同士討ちの試合は慣れている為にラリー戦になり、接戦となります
負けてからのメンタル勝負になるなと思っていましたが、ここからの優梨の試合は「思い」を背負っての戦いでした。
どちらが勝ってもおかしくない試合の連続の中で優梨は常に笑顔でうなずいていました。

  「大丈夫、大丈夫」

そう自分自身に言い聞かせているようでした。

時折、観客席を見てたから

「優梨なら大丈夫‼一人じゃないよ」

と思いながら 一緒にうなずいていました。
2勝1敗で迎えたライバル校のエース、ここが一番のポイントになると思っていました。
唯一応援できる試合でしたので、立ち上がりながら何度も拍手しました、見応えのあるラリー戦、とくに2セット目の18ー16での勝利で流れが優梨に、勢いそのままに3ー0で勝利、この1勝は大きかったです。

そして4勝2敗で迎えた最終戦相手はダブルス優勝者です。1ー2で負けていました。  
たまたまネット、エッジでの失点が多くさすがに表情に出ていましたが、
観客席を見てうなずいている自分達を見て優梨も笑顔でうなずいてくれました。
そこからのプレイは圧巻の一言でした。
付け入る隙のない攻撃卓球、完璧でした。
3ー2の逆転勝ちで5勝2敗の2位通過‼ 
本当によく頑張ってくれました。
いろんな「思い」を受け最後まで戦い続けてくれた優梨、優菜も最後までチーム白子をしっかりサポートしていました。
まだまだお伝え出来てない事がたくさんありますが、今回のインターハイ予選の報告は以上になります。
最後に姉妹で目指したインターハイ、出場は出来ませんでしたが、結果以上に成長した姿を見れて卓球と言うスポーツを選んでここまでこれて良かったと思いました。
いろんな故障を抱え、親としても自問自答してきましたが、二人の試合を見て目頭が熱くなったのは初めての経験でした。


  「優菜、優梨ありがとう」

この言葉で締めさせてもらいます


みなさん本当に応援ありがとうございました。

以下二人からです。


   優菜
「応援して貰っていたのに、結果に繋がらず、ごめんなさい。改めて勝つことの難しさを感じています。今は前だけを見て頑張っています❗団体戦は優勝報告が出来るように頑張ります‼

 


   優梨
「結果を出せて「ホッ」としていますが、本当に厳しい試合の連続で…心折れそうになった時に去年は優菜が頑張ってくれたから今年は「私が」って気持ちを奮い立たせて頑張りました‼今は優菜と同団体戦に集中しています。必ず勝ちます❗
みなさん応援ありがとうございました。

 

 優菜選手が3年連続の単・複インターハイ全国大会出場を逃して悔しいですが

学校対抗に向けて冷静にたくましく

ふつふつと燃えている様子を見て

安心より感動を覚えます。頑張れっ!✨✨

 

 優梨選手は単・複でのインターハイ全国大会出場権獲得おめでとうございます✨✨本当にうれしいです。

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