たけはら家・ゆな選手の天皇杯皇后杯 2023年全日本卓球選手権大会 - 卓球部らしい@ヘアスタイルはアフロ’s blog

１月23日、24日に

優菜が全日本卓球選手権大会に

出場してきました。
優菜は最後の全日本になります。

２年連続で出場ですが、

これまで全国大会シングルスで

勝った事がありません。
まずは１勝を目標に

国内最高峰の大会にチャレンジです。
そして今回は無理を聞いてもらい、

自分がベンチコーチに

入らさせて頂きました。
共に戦う強い気持ちを持って

望みました。

１回戦は鹿児島県１位通過の選手、

全日本のコートに立って

緊張しない選手はいないと

思っていましたが、

優菜も相手選手の緊張も

こちら側に伝わってくる程の

緊迫感がありました。

ここで先制できたのは

芽人直伝のバックサービスです。

いつも通りが出来ない試合展開の中で

サービスが効いていたのは

大きかったです。

１ゲーム取られましたが、

勢いそのままに勝利しました。
初の全国大会シングルス勝利です。　
あの緊張感の中でよく頑張りました。
　ベンチでは…

効いているサービスとコース、

狙われているコース等を

アドバイスしましたが、

とにかく時間が足りない、

やはりベンチコーチも

考察や勉強をしないと駄目だなと

改めて感じました。

翌日、２回戦は滋賀県１位通過の

選手との対戦です。

練習試合での対戦経験があり、

厳しい試合になると考えていました。
お互い緊張している中、

序盤戦バックサービスが効いていましたが、

相手選手のサービスも上手く

シーソーゲームになりますが、

１ゲーム目を先取します。
２セット目、相手サービスに苦戦し、

大きくリードされてしまいます。
ここで、相手選手は勝ちを意識し

優菜は負けを覚悟して

強気なプレイをしたのが分かりました。
相手10点の最大7本差をデュースに

持ち込みさらに１点リードします‼

ここで、

逆に優菜が勝ちを意識して

しまいました。

相手が途中タイムアウトを使ったタイミングで

伝えるべき事を伝えていたので、

勢いそのままでも勝てるか…？

１度戦術の確認をするために止めるか？を

ベンチとして悩みましたが、

そのままプレイ続行し結果、

消極的なプレイになり

２ゲーム目を落としてしまいました。
３ゲーム目は優菜リードの場面で

連続失点のタイミングでタイムを取り、

そこから連続得点で３ゲーム目を

勝利しました。
ゲームカウントは２ー１のリードでしたが、

残りのゲームは前半戦リードするものの、

相手のサービスが上手くレシーブミス

そして緊張感からのサーブミス

フォアが振り切れない等で

9、9で悔しい敗戦となりました。

勝負の厳しさ、難しさを
改めて思い知りました。

男子シングルス決勝戦で張本選手はデュースで１点リードの場面で迷いなくタイムを取りました。
自分は取る判断が出来ませんでした…

また、ベンチとしてのアドバイスも伝わらない程、

優菜が極限まで緊張していた事も考え、

もっと短的にアドバイスを伝え、

落ち着かせられなかった自分にも責任があります。
勝負の世界に、

たら、ればはありません、

決勝戦の解説の水谷選手が

「全日本に魔物はいないと思っています。」

と話していました。
その言葉の意味を、優菜に伝え

次に繋げていきたいと思っています。

ただ優菜には
「よく頑張ったね、この場に立つことの難しさ、そして全日本で一緒に戦い、１勝した事、卓球を始めた頃の夢を１つ叶えてくれた事、本当にありがとう」　　
と伝えました。

次なる目標はインターハイです。
難しい試合になる事は分かっています。
優梨と共に戦い、