2023-08-28

2023年インターハイ学校対抗・女子1回戦親バカなのは…

2023年インターハイアフロ卓球話・卓球でメシは喰えないにしろ

北海道インターハイ団体戦１回戦そして優菜の引退試合の報告です。

　　…たけはらさんからです。

8月8日から8月13日まで北海道でインターハイに

優菜、優梨が出場して来ました。
優菜はインターハイが最後の公式戦になります。

初日、団体戦１回戦は岩手県代表との試合です。
３番ダブルスに優梨、４番優菜、５番優梨のオーダでした。
2ー0でまわってきたダブルスも2－0と優勢です。
このまま勝利かと思っていましたが、やはり各県の１位です。

ダブルスが2－3で敗戦、

４番の優菜にまわってきました。

さすがに緊張もあったと思いますが、「いつも通り」が全く出来ない状態で0－2…
このまま負けて終わる優菜ではないと勝利を信じて応援しました。

今、出来る全てを出して必死にプレイしてる優菜を見ていたらいろんな思いが込み上げてきました…
優菜は器用な子ではありません、だからこそ誰よりも努力をする事を信条として取り組んできました。ですが、その努力は二つの事を同時には無理です。本当に寝る事を止めてしまうレベルで頑張ってしまう子だから自分が制止していました。
高３になり勉強か卓球。
将来の選択肢として勉強にシフトし本気で勉強したら、こそっとお伝えしたように素晴らしい結果を出しました。
そこから、僅かな時間でも必死に卓球の練習をしていました。

「今は前だけを見て頑張ります！」#卓球インターハイ#卓球#卓球女子 #shorts - YouTube

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試合で使って貰えないかもしれないけど、最後まで頑張って笑顔で終わりたいからと言っていました。
その思いを知っていたからこそ、勝って終わって欲しかった。
2－2まで追い付きました、本調子であれば
セットオールに強い優菜でしたが、やはり最後は僅かな差、プレイのズレが原因で負けた感じでした。
ですが、簡単に負けなかった優菜、最後まで諦めない卓球で優梨にバトンを渡す事が出来たと思っています‼

そして

５番優梨です。

相手も強く、勢いもあり
0－2のピンチになります。ただ、緊張している感じがなくセットごとに調子が上がっている気がしていました、むしろこの状況でも自信があるようにすら見えました。
ベンチ、応援席一丸となっての応援に優梨が応えます‼
あっという間にセットオールです。
ですが、相手選手も負けられない一進一退の攻防戦に、10－8でマッチポイントを握りますが、強気に攻めオーバーミスに…
10－9
３時間３０分を越える戦いに周囲の空気感
が変わります。
「攻めろ」自分がそう思った瞬間、優梨のフォアドライブが相手コートのエッジをかすめました
応援席から見ていてもエッジが分かりました。

　ネットTVの映像でも見えてて叫びました…(笑)

　小河コーチもいっしょに応援っ！

結果3－2の逆転勝利です‼
チームも3－2で勝利、２回戦進出です。

「いつかチーム白子を救うような選手になりたい」
有言実行！優梨の言葉を

思い出し
胸が熱くなりました‼

優菜は
「私が勝たなければいけなかった…優梨に負担をかけてチームをピンチにしてしまった。」と泣いていました。
自分は優菜に「強かった頃の卓球ではなかったかも知れないけど、気持ち、思いはしっかり届いていたよ‼胸を張って自分が出来る役割を全うして引退出来るようにね」と伝えました。
思えばホープス、カデットで全国大会シングルスに出た事のなかった優菜が、
１年からインターハイのダブルス、

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２年の時にはシングルス、ダブルスに団体戦も出場、

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全日本ジュニアには２年連続で出場、

全日本卓球選手権ジュニア予選優勝で出場権獲得！！#卓球女子 #全日本卓球選手権#shorts - YouTube

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中部日本も２年連続でランカーです。

ジュニアでこれだけの成績を残し頑張って来ました。
故障をしてしまい、引退寸前までになってた事、高校３年としての進路の選択肢で勉強を選んだ事
結果、
最後の試合は勝って終われなかったけど、本当に立派でした‼
親バカを承知で言いますが、本当に自慢の娘です‼
優菜の最後の試合にそらまめさんが北海道に行って応援すると言って頂いた事、入場制限があり実現はしなかったですが、配信を見て応援して頂いた事
現地でさき選手のお父さんが一緒に応援して頂いた事、

201８.19年全国中学校卓球大会・三重県大会#卓球でメシは食えないにしろ#卓球#shorts - YouTube

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まだまだたくさんの出会いがありその全てが優菜を成長させて頂きました‼
優菜の卓球選手としての旅路はここで終わりラケットを置きます。
「ホッ」としている部分もありますが、正直寂しいです。

約８年間の長きに渡り優菜に関わって頂いた全ての人達に感謝しています。
そらまめさんの応援にはいつも助けられていました‼　
そらまめさんの出会いから辞めていた卓球を始め、めいとと共にいろんな試合に出たり応援したり

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そこでもいろんな出会いがあり…本当に語り尽くせないですよね
独身のあの頃の思い出は今でも宝物です。
そして家族を持って次は自分の娘達が卓球を始め…いろんな出会いに支えられ今があります‼
その全てに感謝して、インターハイ団体戦１回戦、優菜の引退試合として報告させて頂きました‼

以下優菜からです
「インターハイの応援、ありがとうございました‼
最後に勝って終わりたかったけど、それも私らしいかなってちょっと思っています。
優梨が勝って私を助けてくれた事、チームは勝ったので今は思い残すことなく気持ちも落ち着いて、次の目標に向かっていってます‼
今までたくさん応援してくれてありがとうございました」

だそうです。
優菜への思いが止まらずに長文になってしまったので２回戦はまた報告させて頂きますね・・・

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2023-07-24

思いは…いっぱいっ…インターハイ三重県大会~国体選考会~中部日本卓球選手権大会

2023年インターハイアフロ卓球話・卓球でメシは喰えないにしろ

　たけはらさんからの報告です

　いろいろ考える事もあり、文章としての報告が遅くなりました。
また、相談や話を聞いて頂き、アドバイス等ありがとうございました

　　以下まとめて試合報告です。
5月27日、28日
インターハイ団体戦予選は初日は順当に勝ち、決勝４リーグのインターハイ決定戦でライバル校との試合で2ー1で四番手優梨にまわってきました。

相手選手は小、中と同じクラブで、公式戦で負けた事がないですが、毎回ぎりぎりの試合をしていました。
1ー2の劣勢、五番手の選手も1ー2の展開に…
優梨が1点取る度に立ち上がっての拍手…勝利を信じて必死の応援です‼
優菜もベンチで優梨を必死に応援し

ゲーム間のアドバイスもしていました。
時折、観客席が静まりかえる中、優梨は笑顔を忘れずに試合をしていました。

結果、３ー２の逆転勝ち、本人に後から話を聞いたら、

５番手の仲間(名前を言ってました)が勝ってくれると信じていたから、冷静にプレイ出来たとの事、むしろベンチに戻ったら優菜や仲間が泣いてたからびっくりしたと言ってました
親からしたら過去1で胃が痛くなる試合でしたが

優梨は？？て感じでした。
結果、相手は勝てるかもと思い、優梨は自分が負けても大丈夫のメンタルの差が勝敗を分けたように思いました。
　インターハイ団体戦出場が決まりました。
とにかく「ホッ」とした三重県予選でした。
応援ありがとうございました‼

　　7月8日、9日
次に国体の三重予選会です。
優菜、優梨ともに１次選考会は免除でした。
ですが、優菜は就職活動にチカラを入れたいとの事で出場を辞退しました。
「優菜の名前がない‼」と、そらまめさんやいろんな方に心配させてしまい申し訳ありませんでした。

　　「県外からも心配されてたよっ（笑）」
いろんな方々に応援して頂いている事に改めて嬉しく、本当に有り難いです　
そして優梨ですが２次選考会１位通過で三重県代表に選ばれました‼
リーグ戦で同じ高校の１年生に2ー3負けからのスタート、そこから気持ちを奮い立たせ、４勝しました
三重県の現在１位２位の中学生とも試合しましたが、

本当に強かったです。

余裕なんて全くない中、ライバル校のエースにも、受け身になる事なく常にチャレンジャー精神で攻めて勝ちきりました。
インターハイの予選、国体予選ともにリーグ初戦１敗スタートからでも気持ちが切れないメンタルの強さがでました。
優梨の背中が頼もしかったです‼
それは去年の優菜の背中に重なる物を感じました‼
優菜は将来を見据え、卓球から少しずつ距離を取りながらもチーム白子の為に頑張っています。
優梨がしっかりとバトンを受け取って頑張ってくれている事が本当に嬉しかったです。

　　　7月15日、16日、17日
中部日本が富山県で開催されました。
優菜はシングルスのみ参戦です。
２年連続でランカーの優菜は一般の部に出場しましたが、２回戦敗退でした。カットマン相手に1ー3でした。試合内容は悪くないものの、攻めきれず負けてしまいました。
ですが、本人は納得している表情で楽しそうでした。

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まぁ自分がカットマンでいろんな練習したんだけどなぁと優菜にはチクチク愚痴っときました

負けてからの優菜は勝ち残った男子選手、女子選手の応援や動画撮影その他サポートを懸命にこなしていました。

優梨はダブルス、シングルスに参戦しました。
ダブルスは白子キャプテンと組まさせて頂いています。
結果ベスト16でした。
愛知の強豪校相手に必死に食い下がるもののラリーになると相手が上でした。
とは言え、

一般女子ダブルスの部でベスト16は大健闘です‼

そしてシングルスはジュニア女子の部です。
初戦、サブアリーナ、観客席がない為に、入り口付近が大混雑に…
危険回避の為と思われる措置で途中から無観客に…

いろんな方々が混乱し対応でバタバタしている独特な雰囲気の中、静まりかえるサブアリーナの中での試合、緊張で手が震えてどうやって勝ったか、覚えてないとの事…
すぐに動画を確認して、いろんなシーンを見直していました。
自分も見ましたが、各県予選を勝ち上がった選手です。

苦戦してもおかしくない相手に

優梨はいつも通りが出来ていました。
「大丈夫、問題ないよ」
と伝えました。
その後、3回戦を勝利、４回戦は体育館が閉まる寸前で観戦出来る事に、相手は小学生？かなって感じの子でしたが、強豪愛知のクラブで愛知予選を勝ち上がり高校生の大会で４回戦まで上がって来る選手です
優梨に一切の油断はありません。
予想通り打撃戦についてきます、それでも
優梨は楽しそうに試合をしていました
3ー1で勝利、最終日に駒を進める事が出来ました。
そして翌日、５回戦ラン決ベスト16決定戦、やりにくい相手に優梨の調子がなかなか上がりません。
3ー0で勝利するものの笑顔がありません…
「いつも通り」が出来るように、しっかりアップをしていましたが…
６回戦ベスト８決定戦です。
またまたやりにくい相手に調子も上がらず一方的な展開で0ー2に…
完全に負け試合の中、すぐ上で応援し、勝利を信じている優菜が
「大丈夫‼良い球入っているよ‼」
「優梨なら出来るよ‼」
「気にしない、気にしない強気強気」
「ナイスボール‼‼」
その声に優梨から笑顔が、そして徐々に調子が上がっていきます。

いつも通りのプレイで　　　　　　　
2ー2に追い付きますが、ネットインによる失点が序盤に続き劣勢でコートチェンジします。
上から今度は家族みんなで「大丈夫、大丈夫、気にしないよ‼」の大合唱に優梨からも頷きながらの笑顔、さらにギアが上がってきます。
強気に攻め逆転、そしてむかえた優梨のマッチポイントに強きのフォアドライブが相手コートにささり勝利‼
みんなでガッツポーズ
完全負け試合からの逆転勝利、この流れはそらまめさんも観戦して頂いた優菜の全日本の予選と同じ感じでした。
勢いそのままに、７回戦ベスト４決定戦です。　　　
ここから調子が上がります。「いつも通り」で2ー0に最終セットもマッチポイントを握りますが、相手の気迫あるプレイに３連続失点でデュースに、ですが落ち着きながらも強きなプレイで勝利します
中部日本ベスト４進出です‼
男女シングルス、男女ジュニアシングルス準決勝をセンターコートで試合するために、会場整理に入ります。
「緊張するからそんな事しないで」と優梨の言葉に優菜が「誰もあんた見てないから大丈夫」とツッコミにみんな笑顔に
「行ってくるね」の優梨の言葉に

「勝ち負けよりこの雰囲気、試合を楽しんでおいで」と送り出します。
相手は静岡の強豪校です。一進一退の攻防、1ー1で迎えた３セット目に５点差の劣勢からデュースに持ち込みセットポイントを握ります‼
強きに攻めて、決まったと思った瞬間、相手選手のカウンターが厳しいコースに決まり、再びデュースに…
そのまま相手の厳しい攻撃に落としてしまいます。

４セット目も攻めますが、相手のカウンター攻撃にブロックが甘くなり
打ち抜かれます。
多少強引に攻撃をしかけ
入った球さえもカウンター…
流石に決め球を取られると展開が苦しくなります。
結果1ー3負けでしたが、優梨の表情からも、全て出し切っての敗戦、後悔はありません。

そして対戦相手は勢いそのままに決勝戦、三重県時代の優梨の同級生ライバルで今は愛知の強豪校の選手に0ー2から逆転勝利して優勝しました。

表彰式があるので最後まで試合を観戦しました。決勝戦を見ている優梨の表情に気迫を感じました、何かを感じ掴んで行こうとしていると…。
そして家に帰ると、黙々と試合の動画を見ています。
そうした日々の努力が結果として出た事に親として本当に嬉しかったです‼

そして３位として表彰式に参加し、村上先生や西飯先生も喜んでくれました。　
白子女子として中部日本ベスト４は約１０年ぶりくらいなんですよと言って頂きました。
優梨が少しでもチーム白子に貢献出来た事を誇りに思います。

報告は以上になります。

　　　　優菜からです。
「いろんな試合を経験してきました。結果が出る出ないも含めて全てはインターハイにむけて頑張っています。姉妹で戦える最後のインターハイ団体戦、どんな形であってもチーム白子の為に全力を尽くします‼」

ゆな選手のこと誇りに思います。感動をありがとうっ！

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ゆな選手（白子高）がシングルス・ダブルスで全国総体出場権を獲得✨✨2022年インターハイ卓球競技 - 卓球部らしい@ヘアスタイルはアフロ’s blog

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　　　　優梨からです。
「頑張りました‼誉めて下さい
冗談です
去年の四国インターハイ団体戦、私は負けて優菜が勝ってチームを救いました。その時からいつかは私がチームを救える選手になりたいと思い頑張ってきました。上には上がいますが後悔しないように頑張ります‼」

応援ありがとうございました

中部日本選手権3位おめでとうございます✨✨

いつも通りの実力が普通にやっと出た結果なっ！

ゆり選手が3位⭐️✨#中部日本卓球選手権大会ジュニア女子の部#卓球#卓球女子#shorts - YouTube

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2023-07-10

マスターズでも一年生は一年生 2023年全日本卓球選手権マスターズの部・サーティ三重県予選

アフロ卓球話・卓球でメシは喰えないにしろ

　　　年代別は最年少が有利っ？

そんな期待で挑んだ

マスターズ・サーティー…デビュー戦

会場で応援のはるちゃんに

僕が言い訳したい…（笑）

息子に代わって奥さんに言い訳したい！笑#全日本マスターズ卓球選手権#卓球でメシは食えないにしろ#三重県卓球#shorts #卓球 - YouTube

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2023-05-20

「今は前だけを見て頑張っています！」卓球インターハイたけはら家の三重県大会ダブルス・シングルス結果

2023年インターハイ

　「今は前だけを見て頑張っています団体戦は優勝報告が出来るように頑張ります‼」…優菜

4月29日にダブルス、5月3・4日にシングルスの予選がありました。
出場枠はダブルス2枠シングルス4枠です。

まず３年生最後の優菜はダブルス3位、シングルスベスト16でインターハイの個人別種目は出場権を獲得出来ませんでした。

負けた試合はシングルス、ダブルス共に同じ相手で同校の選手でした。
特にシングルスは８リーグ前に新１年ながら中学時代に強豪愛知県で全日本ジュニアに出場している選手とセットオール９本の敗戦でした。
故障も多く怪我に泣かされ満足のいく練習は中々出来ない中でも、
試合内容はレベルの高いラリー戦で

タラレバはあるものの、これで負けたら

仕方ないと思います。
ただゼッケンに段がついている選手同士が

ここであたらなくても…(試合を見ていた他校の何人かの選手達もトーナメントおかしくない？って話をしてました)

と言う本音はあります。
ですが優菜は

愚痴ひとつ言わずに団体戦に向けて頑張っていくと、

まだ終わっていないと前を向いています。

実はライバル校の選手が一緒に泣いてくれていました。共に３年生で最後のインターハイ予選、去年８リーグで戦ったライバルです。また８リーグで試合しようと約束した選手、二人共に負けたけど二人の涙が忘れられません、その後、優菜は自分に勝った選手に声をかけ、応援してくれた親御さん達に「ありがとうございました」と頭を下げてまわり、仲間達にも声をかけて貰っていました。

本当は悔しくて悔しくてしょうがないけど、これがスポーツ、勝ち負けのある競技者、アスリートです。
人間力の向上を掲げて始めた卓球、負けた後にこそ人の人間性が出ます。
　優菜の成長した姿に本当に感動しました。

そして２年生の優梨はダブルス、シングルス共に2位通過でインターハイの代表権を獲得しました。

実は去年のインターハイ予選前は優梨はメンタルボロボロの時期でした。
試合数日前に優梨とその話を笑い話にしていましたが、あの頃は卓球を辞めるんじゃないか？と思っていました。
お互いに言わない「優菜が頑張っているから」、「優梨が頑張っているから」が二人のキーワードです。
去年は優菜が優梨の「思い」を受け8リーグを戦えたと言っていました。

今年の8リーグ、ライバル校１名、後は同校の同士討ちと激戦が予測されていました。
そして優梨の初戦が優菜に勝った１年生との試合でした。
0ー3負け、各セット競るものの相手のラリー力にミスが出て負けてしまいます。
同士討ちの試合は慣れている為にラリー戦になり、接戦となります。
負けてからのメンタル勝負になるなと思っていましたが、ここからの優梨の試合は「思い」を背負っての戦いでした。
どちらが勝ってもおかしくない試合の連続の中で優梨は常に笑顔でうなずいていました。

　　「大丈夫、大丈夫」

そう自分自身に言い聞かせているようでした。

時折、観客席を見てたから

「優梨なら大丈夫‼一人じゃないよ」

と思いながら一緒にうなずいていました。
2勝1敗で迎えたライバル校のエース、ここが一番のポイントになると思っていました。
唯一応援できる試合でしたので、立ち上がりながら何度も拍手しました、見応えのあるラリー戦、とくに2セット目の18ー16での勝利で流れが優梨に、勢いそのままに3ー0で勝利、この1勝は大きかったです。

そして4勝2敗で迎えた最終戦相手はダブルス優勝者です。1ー2で負けていました。　　
たまたまネット、エッジでの失点が多くさすがに表情に出ていましたが、
観客席を見てうなずいている自分達を見て優梨も笑顔でうなずいてくれました。
そこからのプレイは圧巻の一言でした。
付け入る隙のない攻撃卓球、完璧でした。
3ー2の逆転勝ちで5勝2敗の2位通過‼　
本当によく頑張ってくれました。
いろんな「思い」を受け最後まで戦い続けてくれた優梨、優菜も最後までチーム白子をしっかりサポートしていました。
まだまだお伝え出来てない事がたくさんありますが、今回のインターハイ予選の報告は以上になります。
最後に姉妹で目指したインターハイ、出場は出来ませんでしたが、結果以上に成長した姿を見れて卓球と言うスポーツを選んでここまでこれて良かったと思いました。
いろんな故障を抱え、親としても自問自答してきましたが、二人の試合を見て目頭が熱くなったのは初めての経験でした。